7月18日(土)公開『きっと青春大革命!カルラ8年の記録』

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トランスジェンダーの小学生がティーンへと成長していく8年間をトランス男性の監督がともに紡いだメキシコ発ドキュメンタリー『きっと青春大革命!カルラ8年の記録』が、2026年7月18日(土)より渋谷のシアター・イメージフォーラムにて公開。

クィア映画や実験映像を中心に特別上映を継続してきたノーマルスクリーン初の配給作品となる本作は、トランスジェンダーの生をめぐる物語の未来を、紫がかった光とラメでキラキラと照らします。

性にまつわる二元的な区分けや「こうあるべき」という規範に違和感や葛藤を抱えながら、自身のあり方を模索し成長していくカルラ。そんな彼女の記録を、カルラ自身と監督のカニが、いたずらっぽく、ときどきシリアスなおしゃべりを交えて振り返る84分。

性のあり方に悩んだ経験のある人はもちろん、子どもの成長を見守るすべての大人におすすめしたい一作です。

予告編

きっと青春大革命!カルラ8年の記録(日本語・英語字幕付き)
監督カニ・ラプエルタ|メキシコ、ドイツ|2025年|スペイン語|84分|カラー|16:9
原題:Niñxs|字幕:吉田ひなこ|協力:肌蹴る光線|配給:ノーマルスクリーン

あらすじ

「私の人生は支離滅裂よ 私のキラキラが世界に収まらないから」 

メキシコシティの南にある町テポストラン。15歳のカルラが秘密のコクーンで監督のカニと話し合っている。「この映画をどんな作品にしたい?」ふたりはカルラの人生を小学生だった頃から時系列に振り返り始める。

「男子」と「女子」のどちらの列にも並べなかった校庭、永遠にメイクの練習をしたベッドルーム、コロナ禍で学校が再開した朝、名前を正式に変更した市役所、プライドマーチで叫んだスローガン、憧れたバトン部。

パンクでヒッピーだった料理人のママとパパ、友だち、監督のカニ、そしてクィアコミュニティと聖なる岩山に見守られながら、カルラがいろんな自分に出会っていく。

交換日記のように心のうちを少しずつシェアしながら、カルラと本作を作った監督のカニ・ラプエルタ。トランスジェンダー男性である彼は、トランスジェンダーの映画製作者を目にする機会が少ないことに気づき、自らも映像に出演することにした。

監督は様々な“移行”の途中にあるカルラの日々と並走し、コミカルな演出と魔法を交えながら、ジェンダーの固定概念が強い小さな町で成長する思春期の葛藤と揺らぎを喜びに満ちた映画として結実させていく。

8年もの歳月をかけて完成した青春映画が50以上の映画祭を経て、ついに到着!

監督プロフィール

Kani Lapuerta(カニ・ラプエルタ)
トランスジェンダーの映画監督、研究者。メキシコ国立自治大学(UNAM)の国立映画学校(ENAC)にてドキュメンタリー映画の修士号を取得。ジェンダー、セクシュアリティ、身体性をめぐる覇権(ヘゲモニー)に異を唱えるプロジェクトや空間を模索しながら、映像というメディアを通じて新たな可能性を切り拓く作品を手がける。
ほかに、国内外の機関や文化センターで映画のワークショップを主宰し、表現と変革のためのツールとしての映像言語に対する情熱を共有している。

劇場情報

上映スケジュールはシアター・イメージフォーラムのサイトから。
2026年秋には大阪・シネ・ヌーヴォでも上映予定。