カミングアウトは、しなきゃいけないもの?

どこで、誰に、いつカミングアウトをするか(もしくはしないか)は、完全に個人の選択です。カミングアウトは、必ずしも「しなければいけない」ものではありません。
LGBTQ+当事者の中には、
⚫︎職場の人にだけカミングアウトをしている
⚫︎仲のいい友人にはカミングアウトをしている
⚫︎家族だけにはカミングアウトをしている
など、カミングアウトをする場と相手を選んでいる人も多くいます。
「カミングアウトをする必要性は特に感じていない」という方ももちろんいます。
残念ながらまだまだ社会の中に偏見や差別は残り、カミングアウトをすることが心理的に安全だとは感じられない人も多くいると思います。
カミングアウトをすることで自分のことを相手に話しやすくなったり、必要なサポートを受けやすくなったりすることはあります。だからこそ、自分の性のあり方について話したいと思ったとき、現れるハードルが少しでも低くなるように、社会の空気や制度が求められているのではないでしょうか。