性経験=大人の証って本当?

性経験の有無は、その人が成熟した大人であることとまったく無関係です。
セックスの経験がないと「処女」という言葉で「純粋さ」をもてはやされたり、「童貞」という言葉でイジりの対象にされてしまうことがまだまだ多い日本社会。そんななかで性の経験についてプレッシャーを感じている人も多いと思います。
こうしたプレッシャーの背景には「セクシュアル・ノーマティビティ」と呼ばれる規範があると言われています。
セクシュアルノーマティビィティとは
性的な惹かれを経験することを「人としての成熟」や「健康」と結びつけ、カップル関係や愛、親密さにおいて、他のどんな関係や接触よりもセックスを重要なものとみなす規範のこと。
- 性的な関わりを誰かと持つか、持たないか
- どんなタイミングで性的な関わりを持つか、持たないか
- 誰と、どのような形で持つか、持たないか
こうした性にまつわる事柄は、1人ひとりによって心地よい選択は異なります。
セクシュアルノーマティビティについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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