【同性婚の実現に向けて】「結婚の自由をすべての人に訴訟」を応援する方法
現在日本では、法律上の性別が同じ人同士は結婚することができません。
しかしその現状を変え、結婚の平等を実現し「同性婚」を実現するために「結婚の自由をすべての人に訴訟」が行われています。
「法律上の性別が同じ人同士の結婚を認めていないことは憲法に違反している」という違憲判決を裁判所が出せば、立法府である国会がこの法律を作る(変える)後押しになりますが、こうした動きを応援する方法や私たちにできることはあるのでしょうか。
地元の議員に伝える
「みんなの関心が低いであろう」とされる課題には、なかなか議員は注目しません。そのため、たとえば地元から選出されている国会議員などに直接声を届けるのは大切です。
自分が選出された地域の人から「結婚の平等、同性婚を実現してほしい」という声がたくさん届けば、議員もその課題について注目する可能性が高まります。結婚の平等を望んでいること、法律上同性同士の結婚を認めない現状は平等ではないということを、1人ひとりがまわりの人や政治家に伝えることで世論が高まり、国会や裁判所を動かす力にもなり得ます。
選挙前に街頭演説で国会議員や候補者を見つけた際には、こうした思いを直接伝えたり、手紙やメールなど伝えたりすることができます。
国会議員の連絡先を知るには、マリフォー国会メーターを確認してみてください。
マリフォー国会メーターには、手紙の文例や連絡する方法も載っています。
裁判を見にいく、広める
1人ひとりがこの課題に着目していることを伝えるために「裁判を見にいく」という方法も重要です。裁判の中で実際にどのようなやり取りが行われているのかを知ることで、あらためて気づくこともあるかもしれません。
「多くの人が裁判傍聴を希望しているほど注目されている課題である」ということが、世論の高まりのひとつとも考えられ、国会や裁判所を動かす力にもなります。
実際に裁判に行ってみようかなと思った方は、日時や情報はこちらから確認してみてください。
SNSでも情報提供が行われています。裁判に直接行くことはできなくても「今日は裁判だった」「結果はどうだった」とシェアするだけでも、「結婚の自由をすべての人に訴訟」を支援する人を増やすきっかけになります。まずはフォローだけでもしておくといいかもしれません。
寄付をする
個人や企業から寄付をすることもできます。活動を続けていくにはお金が必要になります。応援したいけど実際に裁判やイベントに行くことは難しい…という方にもすぐに参加いただけるサポートです。
マンスリーサポーターとしての寄付も、1回だけの寄付も選ぶことができます。
声をあげなければ、伝わらない
結婚の平等に「賛成」している人は増えてきているものの、その中で実際にアクションをしているという人はまだまだ多くはありません。「なんとなく、同性婚はできてもいいんじゃない?自分には関係ないけれど…」と、何もしないのは簡単なこと。
しかし、国会議員のうち「同性婚」に「賛成+どちらかと言えば賛成」しているのは過半数以下というのが現状。結婚の平等を叶えるためには、もっと多くの人が「傍観」ではなく「アクション」をすることが大切ではないでしょうか。
声をあげなければ、伝わりません。もし「結婚の自由をすべての人に訴訟」を応援したいと思った人は、一緒にできることから始めてみませんか。